自律神経は、呼吸・血液循環・体温調節・消化・排泄・生殖・免疫などを24時間(人が死に至るまで)調整し働き続けている末梢神経のひとつです。
末梢神経は、運動神経(脳からの命令により骨格筋を動かす神経)と自律神経(無意識のうちに循環器、呼吸器、消化器など全身の器官を動かす神経)からなり、自律神経は交感神経(活動時に活発に働く)と副交感神経(安静時に活発になる)により構成されています。この交感神経と副交感神経は、人の意識下で働くのではなく、体の内と外の環境により自動的に調整されています。
交感神経と副交感神経のバランスがとれた状態にある時は、身体に不調を来すことはありません。しかし、「精神的ストレス、過労」「光、音、湿度、温度、気圧などからくる身体的ストレス」「女性ホルモンの減少」「生活習慣の乱れ」「VDT症候群」などが引き金となり、双方のバランスが崩れると、さまざまな器官に不調を引き起こすようになります。
VDT症候群(別名、テクノストレス眼症)とは、スマホやパソコンのディスプレイを長時間見続け、目・体・精神にさまざまな症状を引き起こす病です。
自律神経は、人が意識的にコンロトールできない神経ですが、自律神経により動かされている器官の一つである呼吸器は、唯一、人が意識的にコントロールできる器官です。この呼吸を上手に活用すると、興奮状態にある交感神経を抑え、心身をリラックスさせる副交感神経を優位にさせることが可能になります。
その呼吸法が腹式呼吸です。腹式呼吸には、胸の筋肉を使い大きく呼吸する深呼吸にない作用を交感神経や副交感神経にもたらし、結果的に副交感神経の働きを強める作用があります。この腹式呼吸には、体にかかるデメリットが一切なく、逆にメリットしかないという利点もあります。
よくマッサージを受けながら眠る方がいらっしゃいますが、これは副交感神経が優位になりリラックス状態にあるためです。副交感神経の働きは、筋肉をほぐしリンパの流れや血行を促すことで強められます。また、第三者に体を委ね人の手により適度な刺激を与えることでリラックス効果を生み、副交感神経を優位な状態へと導いていきます。
レージュでは、自律神経と関連が深いデコルテや頭部、そして腸を中心に、筋膜ほぐし、ツボ押し、リンパマッサージを行い、凝り、血行、リンパの流れを促し、自律神経に働きかけるトリートメントを提供しています。
01
カウンセリング
ご来店当日の体調をお伺いし、お客様に合わせたメニュー構成(各施術の時間、強さなど)を決めさせていただきます。
施術時間にカウンセリングの時間は含まれていません。02
水分補給
健康茶で体を内側から温めていただきます。
03
デコルテマッサージ
04
腸マッサージ
05
ヘッドマッサージ
ヘッドマッサージは、オプション(15分1,000円)での延長利用もお受けしています。
06
仕上げ
身体全体を整えさせていただいた後には、ビタミンを多く含んだ健康ドリンクをお出ししています。
自律神経の乱れからくる症状が特に気になる方には、リフレクソロジーや腸セラピーもお勧めしています。また、オプションでのご利用も提供していますので、こちらオプションメニューもご参考になさってください。
ご不明な点やご質問、ご要望などございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。